＜夜泣き対策＞

新生児は泣くことが仕事です。赤ちゃんの運動にもなります。昼間に運動をした赤ちゃんは、疲れて夜にちょっと長く寝るかもしれません。 でも、ただ泣かせるというのもかわいそうですし、それでしたらより効果のある方法を選びましょう。それが赤ちゃんマッサージです。 夜泣きの理由は、空腹の合図で泣きだすものと考えられ、この理由が一般的です。授乳やミルクをあげることで解消されると思いますが、飲んでくれずになかなか寝ついてくれず、大変なこともあります。

赤ちゃんが泣く７つの理由

赤ちゃんが泣く理由は大きく分けて７つあるといわれています。
それは、痛み・空腹・さみしさ（お母さんがそばにいない）・不快感（オムツが汚れているなど）・強すぎる刺激（大きな音やまぶしい光など）・刺激がなさすぎること（退屈）・そして欲求不満（やりたいことがあるのに出来ない）です。
ある研究によると、生まれてから約６ヵ月間、赤ちゃんが泣いたときにきちんと対応しないと、その後の6カ月間に赤ちゃんが泣く頻度が高くなるということがわかっています。その結果、お母さんが受けるストレスも高くなると報告されています。
このことからも、生後間もないころから赤ちゃんが泣くたびに「どうして泣いているんだろう、どうにかしてあげたい」という気持ちで接することがいかに重要であるかがわかるでしょう。
赤ちゃんマッサージをすると、お母さんは赤ちゃんに触れる時間が多くなりますから、赤ちゃんからのサインや、ボディーランゲージに対する理解が自然と深まります。赤ちゃんの体の状態や、ちょっとした変化に対しても敏感になるため、泣いている理由をすぐに察してあげることができるようになるのです。
お母さんの赤ちゃんとの貴重な愛情のこもった時間の積み重ねが大切です。お母さんが赤ちゃんのことをもっと知りたいという気持ちが、何よりもすばらしい効果をもたらしてくれることは間違いないでしょう。

ママから「夜泣きやぐずりが減った」との声

実際にトータル・スタイル・アカデミーの赤ちゃんマッサージを受講されたママから、「夜泣きやぐずりが減った」というお声をいただいております。
他にも、「便秘が解消された」「アトピー性皮膚炎の症状が軽減された」「でべそが治った」などの声をいただきました。
赤ちゃんマッサージはママと赤ちゃんが触れ合うコミュニケーションです。スキンシップを通して親からの愛情を感じることにより、赤ちゃんの不安を取り除いてあげてください。 そうすることで、赤ちゃんは安心するので眠りの質がよくなり、夜泣きが軽減されるのです。

赤ちゃんマッサージは、夜泣きぐずり対策に有効な効果がたくさん

【赤ちゃんへの精神的効果】
　・愛されているという気持ちが高まり、自尊心が向上します。
　・気持ちが落ち着き、リラックスするのを助けます。
【赤ちゃんへの身体的効果】
　・マッサージは体に適度な刺激を与え、体中をめぐっている血液やリンパ、東洋医学でいうところの「気」の循環をよくします。このことにより自然治癒力がアップ。体の代謝があがることで、体内の老廃物の排出もスムーズに行われ、筋肉や骨が強くて元気な体を作ることができます。
　・睡眠の質がよくなります。また睡眠時間が長くなることによって、夜泣き、ぐずりなどが軽減されます。
　・赤ちゃん特有のガスによる腹痛、疝痛（コリック*）の不快感が軽減されます。 （*おへそのあたりのお腹の痛み。夕方から夜にかけて苦しそうにぐずって泣く。生後２～３カ月の赤ちゃんに多い。）

赤ちゃんマッサージの効果は、精神的なものだけにとどまりません。親子の絆が深まるだけではなく、マッサージをすることによって血行がよくなりますので、身体が健康になるのです。夜泣き・ぐずり予防と身体が丈夫になることで、手がかからなくなり育児にゆとりができます。

赤ちゃんマッサージの効果について「夜泣き・ぐずり防止」について触れましたが、ここでは書ききれない効果がもっとほかにもあります。こんなにも魅力あふれる赤ちゃんマッサージ。赤ちゃんマッサージテキストにさまざまな効果がかかれていますので、ぜひご覧ください！