赤ちゃんマッサージは、親子間のきずなを深める最もすぐれたスキンシップ法のひとつとして世界中に知られています。
もちろん、多くの人に親しまれているだけでなく、その効果は実証済み。心理学、小児科学、社会学、産婦人科学など多方面からの研究がなされており、高い効果を持つマッサージであることが報告されています。
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「タッチ」が持つパワーとは
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赤ちゃんとの生活の中で日々何気なく行われているスキンシップ。じつは、この「タッチ」には単に触れるというだけではない多くの力が隠されています。
たとえば、新生児を母親が素肌に抱く「カンガルーケア」。未熟児が親子のスキンシップによってお乳をよく飲むようになり、成長も発達も非常に早くなることはよく知られていますが、これもお母さんのタッチのパワーのひとつです。
赤ちゃんは「タッチ」を通して自分が尊重されることによって、自分も他人を尊重することや、人に大事にされることによってひとを大事にすることを学びます。
愛情にあふれた「タッチ」は、その後の人格形成の上で、大変重要な要素といえるでしょう。
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NHKでも紹介されました
NHK総合の朝の情報番組「NHKニュース おはよう日本」の「まちかど情報室」コーナーで、TSAの赤ちゃんマッサージが「赤ちゃんぐっすり寝かせます」という内容で取材されました。(2007年1月9日放送)
赤ちゃんへの身体的効果
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・マッサージは体に適度な刺激を与え、体中をめぐっている血液やリンパ、東洋医学でいうところの「気」の循環をよくします。このことにより自然治癒力がアップ。体の代謝があがることで、体内の老廃物の排出もスムーズに行われ、筋肉や骨が強くて元気な体を作ることができます。
・睡眠の質がよくなります。また睡眠時間が長くなることによって、夜泣き、ぐずりなどが軽減されます。
・赤ちゃん特有のガスによる腹痛、疝痛(コリック*)の不快感が軽減されます。
(*おへそのあたりのお腹の痛み。夕方から夜にかけて苦しそうにぐずって泣く。生後2~3カ月の赤ちゃんに多い。)
・自分の体についての感覚が身につくようになります。
・体の柔軟性を身につけることができるようになります。
・消化器系、呼吸器系、循環器系、皮膚など各器官の働きを助けます。
・赤ちゃんマッサージは、ホルモンの分泌に大きく働きかけます。ストレスホルモン(おもにコルチゾールなど*)の発生をおさえ、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌を増やします。
(*コルチゾール…副腎皮質ホルモンのひとつ。各機能を低下させる働きがある。)
・マッサージを受けた赤ちゃんは脳内のニューロン*が刺激され、脳細胞間の伝達が活発になるという研究報告がされています。これによって赤ちゃんの知能の向上にもつながる可能性が指摘されています。
(*ニューロン…神経細胞のこと。脳・神経系は、多数のニューロンで作られたネットワーク。)
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赤ちゃんへの精神的効果
・愛されているという気持ちが高まり、自尊心が向上します。
・気持ちが落ち着き、リラックスするのを助けます。
・スキンシップを通して親からの愛情を感じることにより、よりいっそう親子のきずなを深めることができます。
・お母さん、お父さんに対する信頼感が増します。
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親への効果
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・赤ちゃんマッサージをすることで、親子のきずなを深める有意義で充実した時間を持つことができます。
・言葉として表現されない赤ちゃんのメッセージや感情を理解し、より的確な対応ができるようになります。
・今まで気にとめなかった赤ちゃんの行動や変化などに対して敏感になり、より興味を持てるようになります。
愛情に対する向上心がわき、赤ちゃんをもっともっと好きになりたい!と思うようになります。同時に親としての自尊心も増し、育児への自信が持てるようになります。
・赤ちゃんのストレスや不安を軽減させることで、赤ちゃんもおだやかになります。よって親のストレスや負担も軽くなります。
・忙しくて子供とすごす時間をなかなか取ることができない親でも、毎日十数分のマッサージを行うことで、赤ちゃんとのより強い結びつきを持てるようになります。
・赤ちゃんのストレスをすばやく察知して、それを取り除き、リラックスさせてあげられるようになります。
・女性ホルモンのプロラクチンの分泌が増え、母性が高まるとともに、母乳がでやすくなります。
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社会への効果
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・産後、ホルモンバランスが崩れた時期に起こりやすい育児ノイローゼや親としての自覚がなかなか持てないために頻発している乳幼児への虐待など、現代社会が抱えている問題は年々深刻化しています。
赤ちゃんマッサージが社会に根付くことで、1組でも多くの親子が幸せに満ちた関係を築くきっかけになるのではないでしょうか。
・赤ちゃんマッサージをはじめとする、スキンシップの効果を長期間でとらえた場合、次のようなことが社会に波及するのではないかと期待されています。
- 他人への思いやり、やさしい心
- 社会全体の自尊心の向上
- お互いが譲り合い、尊重する心
- 他人に対する我慢強さ、寛容さの育成
- いじめのない社会づくり
- 暴力、犯罪の減少
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読売ウィークリー臨時増刊「悠仁さま」でTSAが紹介されました!
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「欧米では当たり前のように行われているベビーマッサージ上陸」悠仁さまご生誕キャンペーンのご紹介と、赤ちゃんへのベビーマッサージの効果をご説明しています。
お母さんのタッチから伝わる愛情によってストレスから開放され、赤ちゃんは安心感を覚えます。マッサージを始めたら赤ちゃんの夜泣きが減ったとか、赤ちゃんがぐずらなくなったというようなことが言われるのはこの安心感によるところが大きいのです。 |
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